My Home, My Life

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My Favorite

女優・蘭寿とむさんに聞く、大好きなお花との暮らし方。


明るく優しい色合いの花に、元気をもらえる。

今回のMy Favoriteは特別編! 毎日の暮らしの中で大切にしている“私のお気に入り”について、女優の蘭寿とむさんにインタビュー。舞台やTVなどで活躍する蘭寿さんをリラックスさせてくれるもののひとつが「お花」。家に花を飾ることも好きという蘭寿さんに、花にまつわるエピソードを中心に、自分らしく暮らすことについてのさまざまなお話を伺った。

「家に飾るお花は、帰ってきて見たらほっとリラックスしたり、出かけるときに元気をもらえるような、明るい、優しいイメージのものが多いです。私、お花屋さんに行くと、お店を一周して気に入ったお花をひとつ決めて、それに合うものを相談しながらアレンジしてもらっているんです。宝塚時代は、男役だったからか、贈られるお花も、自分が惹かれるのも、はっきりした強い色のお花が多かったかもしれませんね。いまは、柔らかめの優しい色合いに惹かれます」

舞台ではその華やかな存在感で人を魅了する蘭寿さんは、舞台を降りるとふわっと柔らかい、彼女が好きなお花のような印象。そんな蘭寿さんは2015年に発売された自身のアルバム『L’Ange』で作詞も手がけており、その中の軽快なメロディが心地よい「Blooming」は、まさに“花が咲く”という意味だ。

「あの詞は海を見ながら書いたので(笑)、具体的なお花をイメージしていたわけではないのですが、これから歩いていく先が華やかで、自分らしく咲き誇れたらいいな、という思いをのせた歌詞ができて、“花”や“咲き誇る”という言葉が入っていたところから『Blooming』というタイトルを思い付きました」

蘭寿さんにとって、花はそうしたポジティブなイメージを象徴するものでもあるのかもしれない。そして先日、結婚を発表した後には、たくさんの祝福の花束が彼女に贈られた。

「共演して一緒に作品を作り上げた方々が、おめでとう、ってお花を届けてくださって……作品は一度きりのもので、再演がないかぎり二度と同じメンバーで舞台に立つことはないんです。それなのに、共有するものがあるから会うとすぐ当時に戻れるし、誰かにハッピーなことが起これば、お祝いしたいね、という話になる。その繋がりがすごくうれしいなと思います」

家は必ず帰る場所であり、自分を作ってくれる場所。

そうして公演ごとに共演者たちと温かい交流を深めてきた蘭寿さんは、現在、舞台『天使にラブ・ソングを〜シスター・アクト〜』に森公美子さんとともにダブル主演している。その蘭寿さんに、この作品のメンバーをお花に例えるとどんな色やイメージかと尋ねると、ぱっと明るい笑顔になる。

「シスターたちはもう、同じお花がひとつもないんです。それこそ花束ではないけれど、束ねるなんて絶対無理でしょう、と最初は思うのに、歌というものの楽しさをみんながわかってくれて、歌を通してひとつになっていく。そのときの華やかさとパワーはすごいと思います。ひとりひとりが個性的で、意思を持っていて、生き生きと輝いているから、集まると本当に無限の輝きになるんです。この場面の曲の最後は、毎回鳥肌が立つくらい、みんなが集中して、お客様に届けている感覚があります」

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それは蘭寿さん演じる歌手のデロリスが、教会の聖歌隊に入り、シスターたちに歌の指導をするシーン。「さあ、声を出せ!(Raise your voice)」という曲を歌いながら舞台じゅうを駆け回り、踊っている最中に、蘭寿さんはシスターたちとアイコンタクトをとり、満面の笑顔を向ける。まるでひとりひとりの個性と向き合い、それぞれのよいところを知っていて励まし、喜びを分かち合っているかのようで心を揺さぶられる。客席全体を包み込むほどのエネルギーを発し、同時に繊細な心の動きも丁寧に表現して観客に伝える、その集中力には計り知れないものがある。そんな蘭寿さんにとって、休息をとり、リラックスする場所である家とはどんな場所なのだろう。

「家は自分を作ってくれる基盤のようなところだと思っています。必ず帰ってくる場所だし、自分を元気にして送り出してくれるところだから。それはきっと仕事にも影響してきますし、お家にはこだわりたいなという思いがあります。だから私、いつも“ここに帰りたい”って思えるお家が見つかるまで探すんです」

心身を回復し、明日へのエネルギーをもらえる場所。その家で過ごす時間に、蘭寿さんをリラックスさせてくれるものに共通するのは“香り”だ。

「朝晩入浴するときに、バスオイルを入れて香りを楽しんでいます。あとは紅茶が好きで、マリアージュ フレールの『マルコ・ポーロ』をはじめ、いろいろなフレーバーの中から、その時の気分で選んでいます。朝、忙しいときでもお気に入りのカップでいただいたりして、楽しむようにしています。好きな香りを嗅いだときって、一瞬緊張がほぐれますよね。きっとお花もそうですが、疲れているときも、ほっとリラックスできる、その感覚が好きなんだと思います」

大切な日に、自分自身のためにお花を飾るとしたらどんなお花を飾りますか、と尋ねると、蘭寿さんは少し考えてから「大きなお花」と答える。
「私、よく顔を近づけてお花を眺めるのですが、大ぶりのお花にはすごくパワーをもらえる感じがするんです」

蘭寿さんは飾っているお花とも心を通わせているようだ。

「お水を毎日替えて、元気がなくなってきたら水切りしながら『もうちょっとがんばろうか』って話しかけています(笑)。がんばれたときには、『がんばったね!』って(笑)。それでも無理だったときは、必ず『ありがとう』と言っています。忙しくてお花を買いに行けないときは、やっぱり寂しいなと感じます。お家にお花があるのとないのとでは全然違いますね」

お花を見て素直に心惹かれる気持ちや、家に帰ってきて緊張がほぐれる瞬間。その時々の自身の感覚に丁寧に向き合いながら大切に暮らしているからこそ、蘭寿さんはいつも輝いて、観る人を幸せにするようなステージを届けてくれるのだろう。

【プロフィール】
蘭寿とむ/Tomu Ranju
兵庫県出身。1996年、宝塚歌劇団に首席で入団。2011年、花組トップスターに就任。2014年5月に退団後、ケント・モリ氏ら著名なダンサーと共演した『ifi(イフアイ)』で女優デビュー。『TAKE FIVE』、地球ゴージャスVol.14『The Love Bugs』などさまざまな舞台で活躍するほか、TVドラマにも出演。2015年10月にはソロアルバム『L’Ange』をリリース。現在はCSフジ「宝塚ドリームツアーズ」でMCを務めるほか、2017年1月28日まで博多座にて『天使にラブ・ソングを〜シスター・アクト〜』で森公美子とともにダブル主演。

http://grpromotion.co.jp/talent/tomu

ノースリーブニット¥84,240、白シャツ¥84,240、ワイドパンツ¥70,200/以上3.1 フィリップ リム(3.1 フィリップ リム ジャパン)
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photos : AKIRA YAMADA, stylisme : RYOKO KISHIMOTO (W), coiffure et maquillage : TAKAO KUROSAWA (LAULEA), collaboration : LE VESUVE

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2017年1月12日

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