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Figaro Japon, Marie Granboel

Idea File

北欧流、器の素敵な飾り方。


ファッションに時代のムードが反映されるように、器のコーディネートにもその時の気分が映し出されるもの。ついつい増えてしまう器をセンスよく飾るコツを教えてくれるのは、コペンハーゲンを拠点に活躍するデザイン系ジャーナリスト&スタイリストのマリー。季節感を意識して、インテリア・コーディネートとマッチさせて……。「器コレクター」を自負するマリーの自宅を、さっそく拝見!

インテリア誌のスタイリングや執筆も手がけるマリーの趣味は、ズバリ、「器ハント」。「ついつい買い込んでしまう」というそのコレクションは膨大で、彼女が注目するデンマークの若手陶芸家の作品から海外の蚤の市で見つけたヴィンテージ品まで、百花繚乱の品揃えを誇る。陶器にガラス、モダンなテイストにアンティークと、あまりにもたくさんの器はダイニングからあふれ出し、リビングの窓際や寝室、書斎までを侵食している。

Figaro Japon, Marie Granboel

「器を食卓でしか使わないなんてもったいない!陶器のグラスはキャンドルホルダーとしても使えるし、丸いフォルムの花器をオブジェに見立てて飾っても。器をインテリアのアクセントとして活用する我が家では、同じテイストのものでまとめるのではなく、あえての『外し』のポイントを作ることが多いわ」

モダンな若手作家の作品の中にどこかレトロなヴィンテージの器を合わせたり、淡いカラーグラデーションでまとめた陶器の中にクリアなガラスやクールなメタルの質感を差し込んだり。フォルム、色、素材感を自在に足し引きして自分好みのバランスを作り上げる。マリーによれば、何と合わせるかによって見せる表情が全く異なる、そんな懐の深さも器の魅力なんだとか。

Figaro Japon, Marie Granboel

「作家や作り手の熱意や思いが込められている作品を日常使いするという贅沢も、器の楽しみ。ものに込められた背景やストーリーに着目して、それを自分流にエディットして飾ってみるのもいいわね」
大好きな器をキュレートして、自宅空間を自分だけのギャラリーに。マリーの器への情熱は、まだまだ色あせそうにない。

photos:MARIE LOUISE MUNKEGAARD, texte:RYOKO KURAISHI

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2017年1月5日

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